鎌倉八百ヶ谷戸

善財 一 写真集 パノラマカメラで鎌倉の谷戸を巡り歩いています

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

台峰へ

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 台峰だけではない。 このような小道の多くは急斜面であることから階段に仕立てられている。 以前にも説明したが、鎌倉の地盤は脆弱であるため階段が崩れやすく、しばしば掘り直された。 それが故に、山道は掘り込まれたように深…

台峰へ向かう小道

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 台峰の尾根に出るための道はいくつもある。 稲荷神社の脇からも尾根に至る小道がある。 失われた小道もあるだろう。 人家の横を遠慮しながら上がったところが畑になっている。 さらに上へと小道が続いている。

台峰辺り

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 鎌倉には、なぜこのような場所に、と思われる急斜面に家が建てられていることがある。急斜面とは、もちろん掘削したことによる切岸の上の平場である。 台の稲荷神社なども同じ環境にある。台峰の尾根から降る細道を辿ると、下の…

稲荷神社の佇まい

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 ひっそりとした稲荷神社の佇まい 台の稲荷神社は台峰の尾根に出るための上り道の途中にある。撮影していると、近所の方でしょうか、朝早くからお詣りの人に出会う。

台の稲荷神社

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 台の稲荷神社 山ノ内出雲神社から街道越しに眺めたのがこの辺り。

山ノ内を歩いている

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 八雲神社の辺りから眺めている。 木々が邪魔で見えにくいのだが、横須賀線を挟んで対面が台地区である。手の届きそうな距離にも感じられる。下は鎌倉への街道。 神社の周囲には樹木が植えられ、神が宿っているかのように大きく…

山ノ内辺りの山の上から見下ろしている

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 山ノ内辺りの山襞上を歩いている。 谷戸を見守るように神社が佇んでいる。八幡神社は樹々に包まれるようにして佇んでいたが、山ノ内八雲神社は切り立つ崖の上にある、といった風情。そのすぐ近くに2メートルほど高く仕立てられ…

山ノ内の高台から眺めている

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 この写真の左手の山の上辺りに円覚寺の塔頭雲頂禅庵が、右寄りに八雲神社がある。そんな位置関係。

山ノ内の高台辺り

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 切岸の上は、台地域と同様、平坦に仕立てられて人家が続き、高台にまた切岸によって囲まれた空地がある。生垣で囲まれて竹林があり、雑木に蔓草が巻き付き、藪化していて見通しが悪い。草木を掻き分けて進むのは容易ではない。…

山ノ内 八幡神社

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 少し高い位置から見下ろすように、山ノ内辺りを歩いている。 円覚寺の北、横須賀線の東側は六国見山の山裾で、線路に沿って切岸が続いている。あたかも線路を通すために掘削したかのように感じられるが、古い地図を見ると、そ…

浄智寺谷

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 谷戸そのものを撮っているため、季節感を重視していない。本来は、地形を分かり易くするため、植物の繁茂していない冬場の撮影が中心である。ブログを開始して以降は、季節の色を取り入れた風景も意識するようになってしまった。…

浄智寺の辺り

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 人が住まなければ、あるいは畑としなければ荒れ地となる。人が住めば当然のこと現在住みよい環境にかえてゆく。それほど大きくもないところが良いのか、浄智寺谷は大好きな谷戸の一つ。浄智寺谷に限らないのだが、谷戸の入り口…

山ノ内尾藤ヶ谷

浄智寺谷の南側の尾根筋を越えた谷戸が尾藤ヶ谷。 横須賀線が走り、トンネルが穿たれている。 横須賀線の脇の道を辿ってみたが、藪化した畑に行く手を阻まれ、谷戸の最奥まで行くことはできなかった。 20年ほど前に谷戸の入口辺りの調査があり、尾根筋まで容…

浄智寺谷を歩いている

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 浄智寺の横の小路は、葛原岡、源氏山へと尾根筋を経て続いている。今ではハイキングコースだが、古くから要路として存在したようだ。浄智寺の辺りでは、現在の舗装された道路の脇に一段高くなっている部分が谷戸の奥まで続いて…

浄智寺谷最奥

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 「宝の庭」は浄智寺谷の最奥部に位置し、切り立つような切岸(と言って良いのだろうか)に囲まれた空域である。それゆえに昨年の大雨で崖(切岸)の一部が崩落して通行が一時できなくなった。現在でも、崖には近づかないように処置…

山ノ内浄智寺谷

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 山ノ内の浄智寺谷辺りを歩いている。 閑静な、そして古い街並みである。

浄智寺谷

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集 鎌倉を攻撃した新田義貞は化粧坂を突破できずに苦戦し、巨福呂坂、極楽寺坂でもてこずり、海岸を経て鎌倉に突入したという。木々が茂り、急峻な切岸で守られた山中からの侵入は、確かに難しかったのであろう。鎌倉を取り巻く山…